勃起力が低下したのはなぜ?
原因や改善に効果的な方法を紹介

勃起力が低下したのはなぜ?原因や改善に効果的な方法を紹介

記事を読んでいる男性の多くは、勃起力を改善したいと思っている方が多いのではないでしょうか。しかし勃起力についての悩みを恋人や友人に打ち明けることは難しく、ひとりで悩んでいる方も多いでしょう。

そこで今回は、勃起力が低下した原因や改善方法について詳しく解説していきます。

原因や対処方法を正しく理解しておけば、症状が出た場合も落ち着いて対応できるでしょう。

勃起力の確認方法

そもそも適切な勃起力は、ペニスがどの程度の硬さになれば適切なのか気になりますよね。勃起時のペニスの適切な硬さは以下表のとおりです。

グレード硬さの例陰茎の状態
0なし勃起しない
1こんにゃく陰茎は大きくなるが硬くならない
2みかん陰茎は硬いが挿入できる硬さではない
3グレープフルーツ陰茎は挿入するにあたって十分な 硬さがあるが、完全に硬くはない
4りんご陰茎は硬く硬直している

(※みかん・グレープフルーツ・リンゴ皮をむいた中身をイメージしてください。)

この表はEHSというアメリカで開発された、勃起時の硬さを測定し評価するためのものです。

表を参照すると、グレード0の場合は全く勃起しない状態のため、EDの可能性が非常に高いと言えますが、グレード1・2の場合でも安心はできません。グレード1・2であっても、勃起不全の可能性は高いため注意が必要です。

さらに勃起力は単にペニスの硬さのみで判断せず、角度にも注意する必要があります。

角度を測る基準としては股間の前で手のひらが垂直になるように指を広げ、勃起時どの指の角度になるのか確かめましょう。適切な角度は中指の角度に近ければセックスする際に十分な角度と言われています。

勃起力が下がってしまった原因

勃起力を取り戻すためには、どうしてそうなったのか原因を知る必要があります。

原因を理解することは、改善策を見つける上で非常に重要です。

動脈硬化

血管が硬くなると血の流れが悪化し、勃起を助ける部位への血液供給が不足し、勃起力にも影響が出ます。高血圧や体重の問題、タバコ、運動不足が、この状態を悪化させる主な要因です。動脈硬化を引き起こす原因となる習慣を見直し、早急に症状の進行や悪化を防ぐために対策を講じましょう。

血管の柔軟性を取り戻すには、サイクリングや軽いジョギングなどの有酸素運動がおすすめです。お仕事帰りは、最寄り駅のひとつ前の駅で降りて走ったり、電車移動を自転車に変えたりなど、できることから始めてみましょう。

年齢やホルモン

加齢によるホルモンの分泌量が減るのも、原因の一つです。

性欲や勃起に密接に関わるテストステロンは、20代をピークに減少し始めます。

このホルモンが減少すると、性欲が落ちるだけでなく、精子の分泌量も減少します。

また、すべての人にあてはまるわけではありませんが、体力の低下や気分の変動など、さまざまな問題を引き起こすこともあるようです。

生活習慣の乱れ

前述した通り不健康な食事や運動不足、多量のアルコール摂取や喫煙は血流を悪化させることにもつながります。不摂生は糖尿病や高血圧などの生活習慣病も引き起こす原因にもなるので、すぐに見直しましょう。

メンタルの不調

ストレスや不安、うつ状態が性的な興奮を阻害し、勃起力の低下を招くことがあります。

例えば仕事や、人間関係の悩み、妊活のプレッシャーなどがこれに該当します。

また過去の性的な失敗やトラウマが性的な場面での緊張を引き起こし、勃起力に悪影響を及ぼすことも。日ごろからストレスを上手に発散できる趣味や、自分なりのやり方を見つけるのが大切です。

疲労の蓄積

勃起は性的な刺激を受けた時にするのが一般的ですが、実はリラックスできていないと勃起しづらいというのは知っていましたか?リラックスできているときは、副交感神経が優位に働きます。しかし、疲労が蓄積すると、体がリラックスするために必要な副交感神経の活動が弱まるため、EDになってしまう事があります。

疲れがたまってしまうと、勃起するために必要なエネルギーも足りなくなってしまうので、

疲れているときは無理せず休んで元気取り戻しましょう。

勃起力の改善方法

セックスする際など勃起力が不十分であれば女性との満足なセックスができないだけでなく、自分自身にも自信がなくなってしまいます。

低下してしまった勃起力を改善するためにはどうしたらよいのでしょうか?

ここで、勃起力を改善するために出来ることをいくつがご紹介します。

食生活の見直し

まず食生活を見直しましょう。バランスの良い食事が、体のコンディションを整え、勃起力の回復につながります。亜鉛は特に重要で、男性ホルモン「テストステロン」の分泌を促進し、性機能の維持に役立ちます。亜鉛が豊富な牡蠣やチーズ、ナッツ類を積極的に摂取しましょう。また、青魚に含まれるDHAやEPAは血液をサラサラにし、ED改善に効果的です。血流改善には、ビタミンEを多く含むアーモンドやほうれん草もおすすめです。

運動を始める

運動不足は勃起不全の一因となり得ます。特に筋トレは、テストステロンの分泌を促し、性機能の向上に寄与します。下半身の筋肉、特に大腿四頭筋や臀筋を鍛えるスクワットは、血流改善にも効果的です。また、有酸素運動は全身の血流を促進し、動脈硬化の予防にもなります。週に数回、ジョギングやウォーキングを取り入れ、健康的な体を目指しましょう。

睡眠時間の確保

質の良い睡眠は、男性ホルモンのバランスを保つ上で欠かせません。睡眠不足はホルモンバランスの乱れを引き起こし、勃起力の低下につながります。夜更かしを避け、1日6〜7時間の睡眠を心がけましょう。寝る時間の長さと同様、睡眠の質もかなり重要です。寝る前はカフェイン摂取や、スマホのチェックをなるべく控えて、リラックスできる環境を作ることも大切です。

禁煙

タバコの煙には、健康に害を及ぼす200種類以上の有害物質が含まれています。その中でも、ニコチンやタール、一酸化炭素は特に有名です。ニコチンは血管を狭め、長期間にわたってその状態が続くと血管や周囲の組織が老化しやすくなります。一酸化炭素は、血液が酸素を運ぶ能力を低下させ、血管のダメージや動脈硬化を引き起こす原因になります。

加熱式タバコや電子タバコも、勃起力の改善にはあまり役立ちません。加熱式タバコにはニコチンが含まれており、血管を狭める原因となります。電子タバコに含まれるプロピレングリコールやグリセロールも、有害物質に変わる可能性があります。

タバコの量を減らしたり、電子タバコに切り替えたりすることでニコチンの摂取量を減らせますが、勃起力を取り戻したいなら、禁煙が最も効果的です。喫煙習慣がある方は、今こそ禁煙を始める絶好のチャンスです。禁煙に成功すれば、全身の健康状態も良くなります。

アルコールの摂取を控える

適度なアルコール摂取はリラックス効果がありますが、過度は禁物です。アルコール過剰摂取は神経系の機能を低下させ、EDを引き起こす可能性があります。特にED治療中の方は、アルコールの影響で治療薬の効果が減少することも。お酒を飲む際は、その量に注意しましょう。

勃起力改善におすすめのマッサージ

勃起力を改善したい人に向けて、おすすめのマッサージを紹介します。忙しい毎日の中でも取り入れやすい、効果的な手法からスタートしてみましょう。

鼠蹊部マッサージ

鼠蹊部マッサージの方法に関して順を追って見ていきます。

  1. 足を両手でつかみ、ひざの上から根本に向けてマッサージする。(親指で3回ほど場所を変えて行う)
  2. 足のつけ根にある鼠蹊リンパ節に親指以外をすべて差し込む様にあて、リンパ節の下から終わりくらいまでを上に流す。(5回程度繰り返す)
  3. リンパ節に気衝といったツボがあるため、Vラインに沿って親指以外の指をあてて、3秒間弱い指圧で5回程度行う。
  4. 恥骨の上にある横骨(左右5mmの近くにある勃起力向上が見込める場所)のツボを押しつつ、大赫(横骨より上に1cm程度離れた場所にある)弱い指圧で5回程度行う。

リンパは身体にとって不要な異物・老廃物が蓄積される場所です。

リンパ節のマッサージのメリットはリンパに溜まっている異物・老廃物を排出しやすくなるだけではありません。血流促進効果や、疲労回復も期待ができるので、結果的に勃起力向上にも期待できます。

異物や老廃物を流そうとするあまり強めの指圧でマッサージしがちですが、弱めの指圧で皮膚の表面を撫でるようにこすります。さらにこする方向は、下から上の流れでこすりましょう。

リンパ節のマッサージは手軽にできるだけでなく、リンパ液に溜まった異物や老廃物を排出しやすくなるだけでなく、血流の向上・疲労回復・勃起力向上も期待できるためぜひ実践しましょう。

睾丸マッサージ

睾丸マッサージの方法に関して順を追って見ていきます。

  1. 両手を使い、陰嚢皮膚を優しくつかみ、上下左右などさまざまな方向に引っ張りながら伸ばします。
  2. 親指と他の指の間で陰嚢を優しくこすりながら上に流します。
  3. 睾丸を掴み優しく引っ張ったり陰茎から離したり、痛くならない強さでマッサージを続ける。

睾丸マッサージはジャップカサイとも言い、タイ伝統の医学でありタイ古式マッサージの手わざのひとつであり、専門店もあるほど人気なマッサージ手法です。

睾丸マッサージ(ジャップカサイ)は男性力を向上させる効果があり、テストステロンの約95%は睾丸で分泌されているため、陰茎付近の血流を促進させることで勃起力向上が期待できます。

勃起力改善におすすめの運動

勃起力の低下は、多くの男性が直面する悩みの一つです。しかし、日々の生活の中で簡単に取り入れられるストレッチによって、改善が期待できます。ここでは、自宅で手軽に実践できる、運動を2つ紹介します。

金魚運動

金魚運動の方法に関して順を追って見ていきます。

  1. 平らな場所(床など)に仰向けに寝そべり体はまっすぐ伸ばした状態で、足首は直角に立てる。
  2. 手を首の真ん中辺りで組み、全身を金魚の様に左右に素早く揺らします。
  3. 体には力を入れずに脱力を意識しながら、全身が温まるまで左右に素早く揺らす運動を1〜2分続けます。

金魚運動は書いて字のごとく金魚の様に体を左右に揺らす運動です。背骨の左右バランスを正常に戻したり、全身に張り巡らされた神経機能を高めたりする効果があります。さらに金魚運動によって筋肉をほぐす効果もあり、陰茎の血流促進につながるため、勃起力向上に期待できるでしょう。

股関節ストレッチ

股関節ストレッチの方法に関して順を追って見ていきます。

  1. 床に座り両足の足の裏を合わせます。
  2. 両足を掴む自分の体に引き付けます。
  3. 肘を使ってひざを床の方向に向けゆっくり押し付ける。
  4. ひざを床に向かって押しながら、上体をまっすぐ保ち前に倒れる。

股関節はペニスや睾丸など男性器周辺への血流促進を促すのに非常に重要です。そのため股関節が硬いと血流が悪くなり、勃起力も低下します。

股関節のストレッチをこまめに行うことで、股関節がやわらかくなり血流改善・勃起力向上の良い影響を与えます。股間ストレッチは手軽に実践できるため、股関節が硬いと感じる方はぜひ実践しましょう。

まとめ

本記事では勃起力の改善方法はどんなものがあるかや、効果的なマッサージ方法を紹介しました。自分に適切な方法を選び、勃起不全改善に努めましょう。

勃起不全の改善にはジャップカサイを受けるという手段もあります。

ジャップカサイとは、睾丸周りの筋肉や精管に刺激を与えて、ホルモンバランスを整え、男性特有の不調の改善を手助けするものです。

LEONAS1は施術による痛みを極力抑え、使用するアイテムも体に優しいものを使用しているので、初心者の方にも安心してご利用いただけます。

勃起不全に悩んでいる男性は、ぜひお気軽にご相談ください。

睾丸マッサージによるED や勃起改善ならジャップカサイ LEONAS1 の TOP へ戻る